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連載「デュアルライフ」

土地を取得

 美濃戸高原から鉢巻道路を小淵沢方面へ数キロ戻り、丁度道路沿いにある八ヶ岳美術館から少し山側に入ったところに丸山の森という別荘地があった。三井の森や四季の森に隣接していてまずまずの別荘地である。とりわけ所有権ではなく、転貸借土地であることが嬉しい。
 区画は美濃戸高原と同じ300坪の敷地で、実際には原村が民間管理会社に委託している別荘地だ。別荘地を開発した数十年前から転貸契約をしているものの、何らかの理由で未だに建物が建っていない土地の情報を集めたところ、いくつかの仲介物件が見つかった。
 そのうち南道路に面した土地に絞り込み、仲介をする別荘管理会社を介して売主と交渉を始めたところ、意外にもあっさり交渉が成立した。希望売価は170万円のところを150万円にしてもらい、いよいよ現地の管理事務所へ契約に向かった。
当然Hさんにも立ち会ってもらい売主にお会いすることになったが、何と売主は埼玉県の大宮で会社経営をするシニア女性だった。

丸山の森 丸山の森
 「大宮からですか?僕も浦和から来ました。」
 「あら、そうなの。わざわざこんな辺鄙なところまで来なくても大宮で契約すれば良かったわね。」
 「はぁ・・・」
 「大宮からここに来るのは結構遠いので、私は栃木県の那須にリゾートマンションを買ったのよ!」

 僕にとってはどうでもよい話だったが、ご婦人のプチ自慢話は結構長い時間続いたように思う。
 そして本題の土地の契約の方は、前回の美濃戸高原の契約と同様にいろいろあったが、何とか無事に契約が成立した。さていよいよ建築計画を進める段階まで漕ぎつけ、実際のプランニング(間取り作成)にとりかかった。この辺りは避暑地のため、トップシーズンで人が増える8月は工事をすることができない。また、冬は零下10度を下回り、外部の工事は現実的ではない。
 雪が降るまでに建物を利用するには、設計、建築申請、セカンドハウスローンなどをすべて確定しなければならない。土地の契約が済むなり、忽ち焦燥感にかられてきた。

                                            ・・・つづく

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