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連載「デュアルライフ」

設計開始

 いよいよ設計のスタートである。土地が300坪もあると東京の建築計画とは勝手があまりにも違うものだ。別荘地の協定のようなものがあって道路から外壁後退10mという約束事があるが、計画地での建設に確認申請はいらない。(こんなことは初体験だ!)
 それに普段は東京で住宅建設を生業にしている僕にとっては、あまりにも条件が異なる。東京の土地価格は常軌を逸するほど値段が高く、隣家が犇めき合う敷地に最大規模の家を設計することが住まい手から求められる。建築基準法、地域安全条例などの制限により、建物の規模や形状が立体的・三次元的に決められていく中で、最大限の広さと高さを確保するのが仕事なのである。
 コストや使い勝手を勘案し、300坪の敷地に総2階30坪弱の小さな家を配置しても、建築面積は15坪で済んでしまうので、残りの285坪は空地なのである。まさに「森の中にポツンと佇む小さな家・・・」というイメージに戸惑ってしまった。
 結局のところ半分プライベートで、半分は仕事というプロジェクトだったため、社員は巻き込まず、基本設計は友人である建築家の山口辰実さんに超破格的条件でお願いすることにした。

配置図
                                            ・・・つづく

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