UA値とBEI値

Insulation and Energy Saving

断熱性能と省エネ性能

SDGsの取組みとして、 東京近郊で建築した住宅の断熱性能と省エネ性能についてご報告いたします。

下のグラフは「断熱x省エネMAP」です。
横軸がUA値、縦軸がBEIを表します。

【UA値】
 断熱性能を表すUA値「外皮平均熱貫流率」とは、住宅の屋内から屋根、外壁、床、開口部(窓)を通して屋外へ逃げていく熱量を外皮面積で除した値です。UA値が高いと熱が逃げやすく、UA値が小さいと熱が逃げにくく断熱性能が高い住宅となります。
【BEI値】
 省エネ性能を表すBEI「Building Energy-efficiency Index」とは、計画した住宅の設計一次エネルギー消費量と基準一次エネルギー消費量の割合です。BEIについても数値が小さいほど省エネルギーの住宅となります。

断熱x省エネマップ

邸名をクリックすると、各住宅の数値がポップアップ画面で開きます。


一次エネルギー消費量等級(BEI値)5は0.9、等級6は0.8です。
断熱性能等級(UA値)6は0.46、等級7は0.26です。〔2023年11月現在〕


開発目標と具体的な行動

8/169の開発目標:

〔ターゲット3-9〕
有害物質、並びに大気、水質および土壌汚染による死亡、疾病の件数を大幅に減少させる。

〔具体的な取組み〕:

住宅の温熱環境を整えることで、ヒートショック等による疾病リスクを軽減し、高齢者等の死亡リスクを減少させる。

8/169の開発目標:

〔ターゲット7-3〕
2030年までに全世界のエネルギー効率の改善率を倍増させる。

〔具体的な取組み〕:

住宅の断熱・保温性能のさらなる向上を図ると共に、最適・最小の暖冷房設備の開発導入により、大幅にエネルギーロスを削減し、CO2削減に寄与する。

8/169の開発目標:

〔ターゲット8-3〕
開発重視型の政策を推進し、中小零細企業の設立や成長を奨励する。

〔具体的な取組み〕:

住宅性能の向上と一般的な暖冷房機器が相まった、快適で効率的かつ省エネルギーを可能にするバイオクライマティックデザインを進化させ、地域に根差す小規模住宅事業者へもノウハウ提供や技術支援を行なう。

8/169の開発目標:

〔ターゲット9-4〕
資源利用効率の向上とクリーン技術および環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じた産業改善により、持続可能性を向上させる。

〔具体的な取組み〕:

木造住宅建築を継続・推進することにより、限られた木材資源の循環を促進させ、森林の維持に寄与する。小規模建築物の最小・最適空調システムによる環境への負荷を軽減した技術により、サステナブルな住宅供給や周辺技術向上に貢献する。

8/169の開発目標:

〔ターゲット11-1〕
適切、安全かつ安価な住宅および基本的なサービスへのアクセスを確保する。

〔具体的な取組み〕:

木造住宅の許容応力度構造計算による耐震化の継続・促進と、災害時にも使用可能な温熱環境性能が高い住宅の供給を推進する。

8/169の開発目標:

〔ターゲット12-8〕
持続可能な開発および自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つ。

〔具体的な取組み〕:

住宅供給とその関連部材やノウハウ提供を通じて、地域特有のパッシブデザインやバイオクライマティックデザインの普及・啓発活動を推進する。

8/169の開発目標:

〔ターゲット13-1〕
気候変動災害や自然災害に対する強靭性および適応の能力を強化する。

〔具体的な取組み〕:

耐震性・耐風性に優れた住宅建築を継続推進するとともに、被災後にインフラが途絶しても住み続けられる温熱環境性の高い住宅を供給する。さらに全国木造建設事業協会(全木協)の東京都主幹事工務店として災害時の木造仮設住宅の供給に寄与する。

8/169の開発目標:

〔ターゲット17-7〕
公的、官民、市民社会のパートナーシップを奨励推進する。

〔具体的な取組み〕:

中小零細の住宅事業者の協働による経営基盤の補完と情報共有化を図るとともに、小規模建築物の最小・最適空調の特許技術等のノウハウ提供を通じて、住宅事業者、研究機関、行政とのパートナーシップを強化する。

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