断熱性能とパッシブデザイン

Insulation

参創の家の断熱性能とパッシブデザイン

パッシブデザイン

 住まいへの不満で最も多いのは暑さ・寒さです。参創ハウテックでは、冬暖かく、夏涼しく、さらに家中の温度差と温度ムラが少ない室温のバリアフリー化に取り組むと共に、快適・健康と省エネルギーの両立をテーマに断熱・気密性能の向上とパッシブデザイン設計に特化しています。
 また、喫緊の課題となった地球温暖化対策は再生可能エネルギー開発推進だけにとどまらず、住宅の断熱性能を向上させることで一次エネルギー消費量を大幅に減らし、二酸化炭素の排出量削減に寄与します。

 参創の家(東京版)はSG-2を標準仕様(H28年基準の北海道1、2地域同等レベル)とし、性能・コスト・敷地条件などを鑑み、他に1、3グレードに対応すると共に温熱計算・燃費計算・一次エネルギー排出量計算を全棟(SG-Ⅱ・Ⅲ)実施することで、住まい手は勿論のこと、地球温暖化対策にも貢献しています。

UA値とBEI値の分布図

参創の家の温熱環境グレード

断熱性能
自然室温


 自然室温とは、暖冷房機器などの空調設備により、能動的に暖冷房をしない時の室温のことです。
 右図では断熱性能が高いほど室温が上昇することが読み取れ、さらに日射取得により得られた室温は、外気温が下がっても急に下降せず、室温をキープします。
 災害時においてインフラが途絶しても室温が15℃前後を保ち、寒さを凌ぐことも可能です。

本HP掲載のUA値、一次エネルギー消費量等の計算根拠について

計算に用いた建物は、国土交通省の関係機関である建築環境・省エネルギー機構(通称IBEC)にて凡例として用いられている2階建て、延べ床120.08㎡の木造住宅で家族4人居住の一般モデル住宅(下図)を採用。

温熱計算は、ホームズ君「省エネ診断ソフト ver4.18C」を使用。

一次エネルギー消費及び暖冷房負荷計算に用いた機器は2.2KW・区分(い)COP5.13以上のエアコンの能力相当を使用。冬期は22℃設定部分間歇、夏期26~28℃設定部分間歇とする。

断熱性能と冷房負荷との関係性は、夏期の日射遮蔽が大きく影響する場合が多い。

モデル住宅

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※参考:「改正」H28省エネ基準の概要について

実際の温熱環境性能につきましては、平成11年次世代省エネ基準と変わりませんが、住宅の窓や外壁などの外皮性能を評価する基準として、外皮平均熱貫流率UA値(W/㎡K)と冷房期平均日射熱取得率(ηAC値)を設けました。

設備機器等の一次エネルギー消費量を評価する基準を新たに設けました。

UA値とηAC値

パッシブデザインとは

パッシブデザイン

 パッシブデザインとは、建物のあり方を工夫して、太陽・風等の自然条件を最大限に活用・調整できるようにし、熱や空気の流れを制御して快適な室内環境をつくり出す手法です。
 参創ハウテックでは、都市において冬暖かく、夏涼しく過ごすために、日常の暮らしの中で気付きにくい自然エネルギーの活用を視野に入れた設計をして、より定量的な評価方法を用いて家づくりに役立てています。
 パッシブデザインの要素を設計に取り入れて活用することで、省エネルギーとなり光熱費を削減できるだけではなく、快適な室内環境を創出することにつながります。

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「参創ハウテックが考えるパッシブデザイン」
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