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敷地の個性をつかむ

設計のご相談をいただくと、まずは敷地調査を行ないます。
敷地の個性の中で、とくに建物の配置や間取りに大きな影響を与えるのが、

「日の当たり具合」「風の抜け方」「遮りたい視線」「眺めたい景色」 です。

これがつかめた段階で、リビングやダイニングの位置が見えてくることもあります。

敷地調査と並行して、役所に出向き、具体的な様々な情報を集めます。
この作業も、適切でスムーズな設計作業、建築確認申請作業を行なうためにとても重要です。

<都市計画課を訪れて>
 用途地域、防火地域、高度地区、その他許可申請上必要な事柄の有無の確認
<道路課を訪れて>
 法規上の道路の種別や名称、現地で確認した内容との照合
<建築課を訪れて>
 建築計画概要書の取得
  (建築法規の解釈についての確認、隣接する建物に関する情報の入手のため)
 ストックされている近隣建物の地盤調査結果の閲覧

日照、風、視線をつかむ敷地調査

敷地調査

日照によっていつも明るい家(日当たりのいい家)というのは、住まいにおいてもっとも要求度が高いもののひとつです。私たちは、東京という大都会の厳しい立地でも「明るい家」にすることを徹底的に目指し、その技術を進化させてきました。明るい家をデザインするには、窓の配置や大きさが重要になるのですが、それ以前に「敷地の日照状況」を詳しく把握することが重要です。
太陽の動きが完全に予測できるので、あとは敷地周辺の建物さえ把握すれば、1年365日24時間敷地のどこに日が当たり、影ができるかを知ることができます。ただ、その作業にはこれまで膨大な時間がかかっていました。
ところが、最近になってとても簡単にその作業ができるシミュレーションプログラムが提供され、それを使えば極めて正確に日照や日影の状況がわかるようになっています。

私たちはこうしたプログラムをいち早く導入し、日照や日影の状況を私たちと住まい手とで共有するようにしています。こうした道具によって、敷地のどこに建物を配置し、もっとも明るさが求められるリビングやダイニングを建物のどこに配置すればよいかが見えるようになっています。

卓越風向データ

日照による明るさとともに「風通しのよさ」は住まい手の要求度が高いものです。やはりこれも東京の厳しい立地では相当に綿密な計画を立てないと実現できません。そこでのポイントは「どの季節、どの時間に、どこからよく風が吹いてくるか?」をしっかり把握することです。こうした風向きのことを「卓越風向」と呼ぶのですが、この卓越風向を知ることにより、効果的な窓の配置が実現できることになります。私たちは気象庁に蓄積されている卓越風向のデータをまずは参考にしながら、過去の経験や風の性質を理解してその動きを予測することにより、敷地にどんな風が流れるかをつかむようにしています。そうすることで、高いレベルの風通しが得られるプランニングにつなげているのです。

敷地に余裕が少なく、隣家との距離が十分に取りにくい東京では「視線」も重要なポイントになります。この視線については「外からの視線」と「内からの視線」の両方を考えていきます。「外からの視線」とは、隣家の窓や道路を通る人からの視線のことを指し、それを適切に遮断できるような設計が必要になってきます。また「内からの視線」とは、建物の窓から見える景色のことで、見て気持ちいい風景は積極的に取り入れ、それが見える場所にリビングやダイニングを配置することを考えます。

内からの視線

以上の「日照、風、視線」は、その敷地にとって固有のものであり、しかも「心地よさ」に大きな影響を与えるものです。しっかりと敷地調査を実施すれば、その段階で「リビングやダイニングをどこに配置するのが適切か?」ということがかなり見えてくるようになるのです。

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